コロナ禍で行ったロサンゼルス
2020年から、コロナ禍で海外旅行ができなくなって早2年…。第5波、第6波と収束する事なくまだまだ当分は海外旅行は無理かなあ…と半ば諦めて暮らしていましたが、突然ロスへ行けることになりました。
- 突然訪れたチャンス
- 出国前あれこれ
- いよいよ出国
- 到着日(3/18)
- 2日目(3/19)
- 3日目(3/20)
- 4日目(3/21)
- 5日目(3/22)
- 6日目(3/23)
- 7日目(3/24)
- 8日目(3/25)
- 到着日(3/27)
突然訪れたチャンス
2022年3月18日から3月27日まで、私はロサンゼルス旅行を決行しました。
東京は3月21日に蔓延防止が解除になりましたが、出国時はまだ蔓延防止解除前という状況でした。
私を含め、恐らく日本中の誰もが、まだ外国へ行くのは無理だろうと思っていたこの時、私には突然ロサンゼルスへ行くチャンスが訪れたのです。
私の主人は、2021年4月7日、コロナ禍にも関わらず、ロサンゼルスへ転勤になりました。
この時期に海外転勤は絶対ないだろうと思っていたのに、予定通り転勤は決行されました。
主人の会社では、海外赴任中は年に一度日本に一時帰国することが許されています。旅費はもちろん会社負担です。
でもコロナ禍という事で、この一年、一時帰国のチャンスがなく、今年の4月7日を過ぎると、今年度分の一時帰国の権利が消えてしまうという状況でした。
2月までは、両国間の出入国では、隔離が実行されていたため、一時帰国は現実的ではなかったのです。
ところが、この3月、ワクチンを3回打っていて、PCR陰性証明を提出すれば、隔離が無しに変わった為、突然一時帰国のチャンスが訪れたのです。
しかし、そうは言っても主人はそう簡単に急に会社を離れられず、このままでは権利が消滅してしまうということで、「家族の呼び寄せ」という制度を利用して、私が逆にロサンゼルスへ行く事にしたのでした。
出国前あれこれ
3月初めに連絡を受け、私は急遽航空券を手配し、手続きを開始したのですが、これが大変な作業でした。
ANAのウェブサイトから航空券を予約したのですが、サイト上には渡航に関しての諸注意が山ほど書かれていて、私は一体何をすれば良いのか、よく分かりませんでした。
出国時と帰国時に、過去になかった手続きがいろいろ必要なのです。
誓約書をダウンロードして記入する必要があるのですが、全部英語で8ページくらいあり、目が点になりました。これを読んで必要個所にチェックを入れて、個人情報を記入します。
更にロサンゼルスは独自に入国時に特別な書類が必要で、事前にネットで滞在に関する情報を細かに入力して提出しておかなければなりません。
更にアメリカへビザ無しで滞在する場所は、ESTAというのを申請する必要があり、これはかなり詳しい身辺調査という感じで、入力も大変だし、14ドルの申請費用もかかります。更に申請後は、承諾されるのを自分で再度サイトを訪問して確認しなければなりません。
お金を払って代行でやってくれる会社もあるほど面倒くさい作業です。
そしてワクチン証明です。運良く私は3月初めに自身の会社で3回目のワクチン接種を終えていましたので、これは問題ありません。
最後に一番面倒だったのは、PCR検査でした。これはアメリカへ行く場合は出国の1日前以内に受ける必要があります。つまり当日か前日です。はっきり言って、めちゃくちゃ忙しいです。しかも、適当に近所で受ければいいと言うわけではなく、アメリカ専用の陰性証明を出してくれるクリニックでやらなければなりません。ANAのサイトでは3つほど検査機関が紹介されていましたが、そのうち一つはアメリカには非対応となっていたくらいです。きちんとした陰性証明がもらえなかったら元も子もないので、私は家から近いわけでもないけれど、浜松町駅前のクリニックを予約しました。検査と陰性証明で22000円でした。
私は出国前日も出社だったので、会社が終わって急いで検査に行きました。何しろ検査は18:30までなので、大変です。
14時までに検査をすれば数千円プラスすると、結果を検査当日にもらえるのですが、私は仕事で夜の検査しかできなかったので、結果は出国当日の13時から18時という事でした。
幸い、深夜のフライトだったので、これでも辛うじて間に合いましたが、昼の便だったら間に合わないし、仮に陽性だったりしたら、出国直前で引き返す羽目になるわけです。本当に全てがギリギリの計画です。
…が、幸い私は出国当日の13時に陰性のメッセージが届き、数時間後にメールで陰性証明も届き、印刷する事ができました。
いよいよ出国
エアラインカウンターでは、各種証明書等を提示するだけで、あっさりとチェックインできました。いろいろ面倒なチェックがあるかと思い、早めに空港に行ったので、ちょっと拍子抜けでしたが、おかげでラウンジでのんびりできました。
残念だったのは、まだこの日は東京は蔓延防止解除前だったので、アルコールの提供が20時までだったことです。
仕方ないので緑茶を飲みました。
ちなみにラウンジはガラガラでした。
免税店も閉まり、搭乗客もまばらで、空港は閑散としていました。
機内は、思ったよりも満席に近く、とことどころ空席がある程度でした。
とはいえ、さすがに日本人はほとんどいませんでした。ほとんどが外国人に見えました。さすがに日本人は、この時期にはロサンゼルスに行こうとは思わないようです。
到着日(3/18)
深夜便だったので、LAX到着は夕方でした。ロスは数日前に夏時期になったばかりで、日没が19時ごろなので、夕方とはいえまだまだ真昼間です。
空席までは主人が車で迎えに来てくれたので、ここから先は安心です。
ひとまずスーパーへ行って、アメリカ産のステーキ肉を購入し、家で食べる事にしました。
アメリカのスーパーはスケールが違います。広々していて、密になる心配もありません。
ほとんどマスクをしている人はいません。でも私はもちろんマスクです!
2日目(3/19)
主人が住んでいるのはTorranceという日本人人口がめちゃくちゃ多い地域です。
3回建てのコンドミニアムに住んでいます。
中庭にはプールがあったり、BBQができるスペースがあったりしますが、まだちょっと寒いので、誰も利用していませんでした。
道路の向かい側は巨大な公園なので、閑静な所です。
ところが、週に2回、木曜日と土曜日だけ、この辺りはとても賑やかになります。Farmer's Market が開かれるのです。
公園の駐車場いっぱいにお店が出て、新鮮な野菜や果物が販売されます。ちょっとしたフード屋台も出ています。
このマーケットは結構有名みたいで、いつも道が渋滞するほど人が集まるらしいです。
新鮮さではピカイチですが、お値段はスーパーに比べると高いので、私は見て回っただけで何も買いませんでした。
マーケットの後は、車で近所のビーチに行ってみました。Torranceは海沿いの街で、車で10分も行けば素敵なビーチが広がっています。この日はRedondo Beachに行きました。お洒落なレストランがあったり、釣りをしている人がいたり…。でもとにかく風が強くてめちゃくちゃ寒くて、軽装で行ってしまった私はもはや「寒い」以外の事が考えられなくなり、逃げるように車に帰りました。
もう少し暖かくなったら、きっと楽しそうでした。
ちなみにこれに懲りた私は、これ以降、どこに行くにもパーカーとライトダウンを必ず持っていく事にしました。
そして、このビーチの近くにはあの有名な映画「La La Land」の中で出てくるジャズライブハウス「the Lighthouse Cafe」があります。
もっと観光客がいっぱい来ているのかと思いきや、誰もいないし、駐車場の前にひっそりと佇んでいて、それと知らなかったら通り過ぎてしまう感じでした。
この後は更に海岸線を北上し、Santa Monicaへ行ってみました。Santa Monicaと聞いただけで、なんともオシャレな響きでテンション上がる感じですが、普通に素敵な海辺の街という感じでした。もう少し暑ければ、埠頭の方まで行って海を満喫するといいのでしょう。
海を見て、ダウンタウンへ行ってチャイニーズレストランでランチを食べました。
ちなみに今回の旅行では、レストラン探しにはyelp というアプリが活躍してくれました。
友達が出国前に教えてくれたのですが、入れておいて良かったです。
3日目(3/20)
朝から気合を入れて、HollywoodとBeverly Hillsへ観光に出発!やっぱりロスと言ったらここでしょう!
まずはグリフィス天文台(Griffith Observatory)へ!朝早かったので天文台自体はまだオープンしていなかったのですが、私の目的は天文台というより、そこからの眺めだったので、十分に目的を達することができました。
こうしてみると、ロスの街って意外とこじんまりしてます。
向かいの山肌にHollywoodのサインが見えます。こうしてみるととても遠く感じますが、実際はもっと近くに見えました。
天文台を出て、いよいよHollywoodへ出発!
ところが、何故かHollywood市内に入る道がどこも通行止でバリケードが張られているのです。私達同様、多くの車が同じ様に通行止にぶち当たっては突き当たりで方向変換していました。撮影にしてはあまりに範囲が広すぎると思いネット検索すると、なんとその日はロサンゼルスマラソンの日のようで、ほぼ一日中通行止のようでした。
仕方ないので家の方へ帰ろうと思うのですが、ハイウェイに通じる道路も通行止で、とてつもなく遠回りして家の方に戻りました。
家の近所に戻ると、ちょうど昼時だったので、全米最大級と言われる巨大ショッピングモールDel Amo Fashion Centerに行って、ランチにしました。
チリドックとコーラは、豪快でアメリカンな感じが堪能できました。
まあ味も普通に美味しいです。
ところが!この時に気を抜いて、氷の入ったコーラを飲んでしまったために、この後、一晩中水当たりでお腹が痛くて苦しむことになるのでした。晩御飯もほとんど食べられず、明け方まで苦しみました。
というわけでこれ以降は飲み物を頼むときは「No ice 」と言うのを忘れない様にしました。
4日目(3/21)
前日の水当たりですっかり体力を失ってしまい、今日は一日小休止。
お土産を買いに行ったり、近所を散歩したりと現地人の様なのんびりライフを送りました。
我が家のベランダのヤシの木に登るリス。こんなリスが中庭や公園などどこにでもいます。
我が家の前の公園。すごく広い。
ここのリスは人馴れしていて、歩いているとリスの方からこっちに走り寄ってきて、可愛いポーズで食べ物を欲しがります。
散歩しながら落花生をあげている人が結構いたので、落花生が欲しいのでしょう。
藤棚には綺麗な藤の花が咲いていました。日本と変わらない風景。
5日目(3/22)
今回の旅行のスペシャルイベント、ジョシュアツリー国立公園(Joshua Tree National Park)へ行ってきました。この国立公園へロスの東220km辺りにある面積3,196平方キロメートル、東京都の約1.5倍もの広さの国立公園です。我が家から車で2時間以上かかり、国立公園内を車で回るだけでも1時間以上かかります。もちろん途中途中で車を停めてトレッキングするので、半日仕事となります。
入る時にゲートで車1台当たり30ドルの入場料を払いますが、7日間有効だそうです。公園内にはキャンプ場がたくさんあるので、そこで寝泊まりしながら何日もかけて堪能すれば、30ドルは破格だと思います。
ちなみにこのジョシュアツリーというのは、この地域で見られる木の名前です。ヘンテコな木ですが、砂漠地帯のこの地域では、こんな植物しか生きていくないのでしょう。
いろいろなスポットで車を降りて散策するのですが、とにかく岩ばっかりです。
これは骸骨岩💀。確かに骸骨に見えます。
岩場のトレッキングは結構大変で、体力も必要です。あまり歳を取らないうちに行っておいて良かったです。
観光客はいるにはいましたが、何せ巨大な大自然の国立公園ですので、全く密にはならず(笑笑)安心でした。
国立公園を出ると、次はパームスプリングス(Parm Springs )の街へ向かいました。
国立公園の周りは風が強いので、物凄い数の風力発電の風車が回っていました。壮観です!
パームスプリングスではまずパームスプリングス・エリアル・トラムウェイ(Palm Springs Aerial Tramway)というロープウェイに乗って標高2595mのサンジェシント山の頂上へ向かいました。1800mの高度を10分で登るのですが、このロープウェイは床が360度回転する回転ロープウェイで、搭乗者は全員窓際のガラス窓に向かって立って乗ります。床が回って自然に360度の景色が楽しめます。リフトの支柱が4本くらいあって、その支柱を通過するときにロープウェイがちょっと揺れるのですが、それを乗客全員でワーワー騒いで喜ぶというイベント付きです。
山頂に着くと見晴らしの良い所があり、そこから景色を見渡す事もできるし、トレッキングする事もできます。でも山頂はあまりに寒いし、ジョシュアツリーでトレッキングしまくって疲れていたので、私は景色を眺めてすぐに下山しました。
下山してからパームスプリングスのダウンタウンに行ってみました。
ミュージアムの前にマリリンモンローの像があるというので行ってみると、想像を超える大きさのマリリンが待っていました。
後ろ姿は凄いです!パンツ丸見え…笑笑
それから近くのタイ料理屋でようやく遅い遅いお昼ご飯にありつきました。もうほとんど夕方でした。
パームスプリングスはかなり遠いので、ここからまた2時間以上かけて家に帰る事になります。
パームスプリングスは、私の主人の住んでいるTorranceとは地図上で東西がまるで真横の位置関係なので、早朝に家を出た時は朝日に向かってハイウェイを走り、帰りは夕日に向かって走らなければならず、逆光で何も見えず、本当に恐怖でした。
6日目(3/23)
いよいよ前回のリベンジという事で、Hollywoodに行きました。もうマラソン大会は流石に終わっているでしょう。笑笑
今回は順調にハリウッド市内に入り込むことができたのですが、街の中が何だか変なのです。
チャイニーズシアターなどのある目抜き通りのハリウッド大通りの脇で何か工事をしているのです。ドルビーシアターのあるビルの駐車場に車を停めたのですが、ドルビーシアター入口付近の床も全てビニールシートで覆われています。
そう!この数日後、ここでアカデミー賞の発表があり、準備が着々と進められていたのです。
どこかのテレビ局のレポーターらしきお姉さんが準備の様子を伝えていました。
私が無意識に歩いていたビニールシートの下には、あのレッドカーペットが敷かれていたのです!私はスター達の歩く栄誉あるレッドカーペットの上を歩いていたのです。
貴重な現場に遭遇できてラッキーでした!
私は映画に詳しいわけではないので、ハリウッドと言ったらやっぱり映画スタジオだろうと思い、本当はパラマウント映画のスタジオツアーに参加しようと思っていたのですが、残念なことに、コロナのせいで中止になっていました。
予めネットで調べていたので無駄足を踏まずに済みました。
でも残念!
仕方ないので、ガイドブックを見て有名どころを攻めることにしました。
まずはチャイニーズシアターです。ここはもちろんシアターなのですが、有名なのはシアターの入口前の敷石なんです。
スター達の手形やサインがあるのです。
みんな下を向いて、お気に入りのスターの名前を探しています。
これはマイケルジャクソン。
ドナルドダックなんていうのも!
これはマリリンモンロー。足型がピンヒールというのが素敵❣️
このチャイニーズシアターの前のハリウッド大通りの歩道部分には5kmくらいにわたってハリウッド・ウォーク・オブ・フェイム(Hollywood Walk of Fame)といって、ハリウッドで活躍したスター達の名前が星型に書かれて歩道に埋め込まれています。
ひとしきり歩き回った後は、ドルビーシアターのビルの1階にあるHard Rock Cafeでランチにしました。
カフェはとても広々していたし、入場時にはワクチン接種証明を提示させられるので、安心して食事を楽しめました。
カフェのエントランスの外側にはハードロックカフェのお土産売り場があって、Tシャツなどはどれもオシャレで素敵でした。思わず家族みんなの分のTシャツを買ってしまいました。
食事の後は、ビバリーヒルズへ向かいました。何があるというわけでもなく、豪邸が立ち並ぶ地域というだけなのですが、やっぱり街がとてもオシャレでした。
住宅街の近くにはロデオドライブというショッピングストリートがあるのですが、これがまたオシャレ!高級なブランドばかりが軒を連ねているので、私は店には入りませんでしたが、どの店も、入口には凄いマッチョな黒人さんがドアマンとガードマンを兼ねて立っていました。
7日目(3/24)
この日は朝からまたPCRテストを受けに行きました。
場所は、主人がロスに赴任してきた時に2週間も隔離されていたホテルで、国外へ行く人向けのPCRをやってくれるという事で、事前予約していたのです。
受付に行くと、PCRキットを渡されて、すぐ脇のロビーで唾液を集めて、受付に提出するという簡単なものでした。
ちなみに結果はその日の夜には出て、もちろんめでたく陰性でした。
ちなみにPCRの陰性証明以外にも、「My SOS」というアプリをインストールして、事前に必要事項を入力して承認申請する必要があります。
PCRの後は、南へ車を走らせ、パロスベルデス(Palos Verdes)の南の絶壁に位置する公共施設ポイント・ビンセント(Point Vicente Interpretive Center)へ行ってみました。
ガイドブックにはあまり載っていないのですが、Torranceからだと車で30分くらいで行けます。
灯台があると思って行ったのですが、見つけられませんでした。なくなってしまったのか…?
ここは広い公園があって、崖の方へ降りると運が良ければ遠くにクジラが見えるらしいのですが、私が行った時は、海面に雲海が広がっていて、見えるのは雲ばかり…
でも、ここは南西端なので、サンセットが見られるのではないかということで、一旦家に帰って、夜サンセットの頃に合わせてもう一度行くことにしました。
この日のランチは近所のショッピングモールで買ったシナボンとアメリカ風味のカップ麺を家のベランダでのんびり食べました。
空も真っ青で、空気も乾いてサラッとしていて、ベランダライフは最高!
そして、夜。
いくらなんでも夜になれば雲海も晴れていると信じて、サンセットの時間に合わせて朝と同じ場所へ向かいました。ちなみにこの日の日の入りは19:08。
ところが…
雲海は相変わらず朝と変わらず、太陽は海ではなく、雲海へと沈んでいきました…残念!
でも明日はもう出国なので、これがラストチャンスでした。
8日目(3/25)
いよいよ最終日。
今夜の0:55発の深夜便で帰るので、数字の上では最終日ではないのですが、実際は、夕食後には空港に向かわなければならないので、最終日です。
最終日はゆったり過ごそうという事で、荷造りしたり、スーパーへ行ったり、近所の散策をしたりしました。
日系スーパーに行ったら、花王のエッセンシャルシャンプーがなぜかめちゃくちゃ安く売られてました。日本より安いって…どういうこと?
そんなわけで最終日の夜にはロサンゼルス国際空港LAXに向かいました。
道は空いているだろうとたかを括っていたら、空港に入るところで大渋滞してしまいました。もうロスでは飛行機で移動する人がいっぱいいるということでしょうか。
確かに今回の旅行では、アメリカの生活があまりにコロナ前のような状態に戻っていてびっくりしました。
感染者数は日本より少ないわけではないけれど、もうマスクは特別な場所以外では必須ではないし、本当に快適でした。
ちょっと離陸まで時間があったので、ラウンジで一休みしました。
でもLAXのラウンジはあまり快適ではなく、あまり席は清潔ではないし、トイレも便器に汚物は溜まったままだったり…。ちょっと残念でした。やはり日本人は特別に綺麗好きだという事でしょうか?
でも深夜遅くまでシャンパンが飲めたのは良かったです。
帰りのフライトは、そこそこ混んでいましたが、幸い隣の席は空席だったので、快適でした。フライト時間は、行きは10時間なのに帰りは風向きの影響か、12時間もかかります。寝ても映画を見ても、簡単に時間は過ぎません。
そしてフライト中に日付変更線を越えるので、3/26というものが消えてしまい、3/27早朝4:45に羽田空港に到着しました。
到着日(3/27)
飛行機は予定通り到着したのですが、コロナ禍という事で、混雑を避けるためか、飛行機を降りるのに45分もかかりました。まず、トランジットの人が先に降り、ファーストやビジネスの人が降り、前方座席の人が降り、私が降りたのは最後の最後でした。
降りてからもまた大変!矢印に沿ってたくさんのチェックポイントを進んでいきます。
事前にスマホに「My SOS」というアプリを入れておき、細かな内容を登録しておき、その内容が承認されている人は、ここでファストレーンへ進めます。承認前は画面が赤で、手続中だと黄色、承認後は緑になりますので、スマホの緑の画面を示せばファストレーンに行けるのです。この時点で緑ではない人は、そこでアプリを入れるところから指導されます。
スマホを持っていない人は、ここで貸出を申請して、スマホをレンタルする必要があります。
恐らくお年寄りには非常に困難だと思います。
ファストレーンを進むと、各チェックポイントで、提出物を出したり、新しく用紙をもらったり、とにかく言われるままにやっていきます。
あまりにもチェックポイントが多すぎて、一体何をやったのか、もう覚えていません。笑笑
そして途中にはPCRテストを受ける場所があり、漏斗と容器を渡されて、選挙の時の投票ブースのような一人一人分けられたブースで唾液を採取します。ブースにレモンの写真が貼ってあったのはちょっと笑えました。
ブースには唾液の量をチェックするお姉さんがいて、「あとちょっとです。!頑張ってください」などと言いながらチェックしてくれます。
テストの結果が出るまでには若干時間がかかるので、広い待合所で電光掲示板に自分の番号が表示されるのをしばらく待ちます。
番号が出たら、カウンターへ行くと、めでたく陰性証明をもらえて、晴れて空港を脱出できます。
私は4:45着という早朝便で到着したのに、飛行機到着から飛行場を出るまで、2時間かかりました。もっと混んだ時間だったら、何時間かかるのか…?
日本に帰ってくると、突然、コロナ禍を思い出させられました。日本はまだまだコロナ禍ですね。また気を引き締めて生活しなければ…!
こうしてブログを書きながら写真を見ていると、どの写真も空がビックリするほど真っ青で美しいことに気付きました。
ちなみにどの写真も無加工です。
束の間のバカンス、命の洗濯でした。
2022/4/4