椿山荘「みゆき」ディナー
〜我が家にしては珍しい外食〜
先日、椿山荘の和食「みゆき」で家族揃ってディナーを楽しんできました!
我が家は極端に家族で外食しない家で、旅行でも行かない限りは、わざわざ家族揃って外でご飯でも食べよう!とはならないんです。
誕生日やクリスマスなどのイベントも、基本的に全部家でお料理やケーキを作って祝います。
ただ、今年の娘の誕生会は、本人の切なる希望で、どうしても「みゆき」に行きたいというので、まあたまにはそういうのも面白いかと思い、大枚叩いて行ってきました!
一人10000円くらいのオーダーブッフェで、更にお酒代もかかり、4人で50000円近く消費してしまいました。
まずはエントランスからして美しく、時節柄クリスマスの装飾が素敵でした。
いやでもテンション上がっちゃいます。
そして広い館内を迷いながら、ホテルの人に聞く事2回、ようやく目的の「みゆき」に到着。
なぜ迷ったのかというと、このホテルは庭園とホテル棟の間に物凄い高度差があるので、1階だと思って入ったエントランスが、実は3階だったんです!
お店に着くと、テーブルにはお料理のメニューが置かれていました。
今回予約したのはオーダーブッフェなので、このメニューに載っているお料理を、好きな物を好きなだけオーダーして、席にいながらにして、出来たての食べ放題ブッフェが楽しめるんです!
まずはオーダー前に、お店の自慢の熱々の「一番だし」が、急須に入って恭しく登場!お店の人の言う通り、まずはそのまま頂き、次に添えられている塩水を数滴入れて味わってみました。
文句なく美味しかった!お店の人は「塩水(えんすい)を入れて」と言ったんですが、優雅さのカケラも持ち合わせていない私の家族たちは「えんすい?えんすいって何だ?」などと言っていました。確かに「しおみず」って言ってくれても良さそうですね。
その後、先付けとして「胡麻豆腐」と思しき物が登場しました。とりあえず、これで乾杯!
お店の人のアドバイスで、とりあえず冷菜3種盛りをオーダー。
「湯葉」「小松菜のお浸し」「茸の和え物」ですが、この湯葉が、もう絶品で、マメ製品があまり好きでない私でさえ、美味しいと思うほど、私の湯葉に対するイメージ私根本から覆すような逸品でした!
ここから先は、もう各自、狂ったようにオーダーしまくります。
私は料理の順番の基本も何も考えず、一番食べたい「国産牛フィレ肉」の鉄板焼からスタートです。隣に盛り付けられているのは、「帆立の野菜巻き」。お肉は小ぶりですが、とろける程柔らかく、まさに「飲める」お肉でした。ちなみに私はこの後も、途中でまた追加でこれをオーダーしました。
見かけは海老の天ぷらですが、実は、蟹と茸の天ぷら。
お店のお兄さんも、持ってくる度に「海老の天ぷらでございます」と何度も言っては「蟹でした…」と言い直すほど、海老っぽい(笑)!
この蟹が美味しくて、この後家族で蟹ばかり何本もオーダーすることになりました。
松茸と鱧の小鍋。松茸と三つ葉の香りが素敵。
南瓜豆腐の揚げ出し。不思議な食感!
牛肉土手煮
豚バラ叉焼。
鯛酒蒸し。
お寿司盛り合わせ。どれも美味しいけれど、「いくらのちらし寿司」は絶品!ちらしというより、仙台名物の「はらこ飯」風ですが、いくらが全く生臭みがなく、いくら嫌いな私が、お替りしたくなる美味しさでした。
もちろんお寿司も何度かリピートしました。
「本日の野菜」は米ナス!とろける口溶けは絶品!ほっこりします。
とにかくお出汁が美味しいので、この手のお料理はどれをとっても美味しいのです。
本日の麺類は黒胡麻のお蕎麦。
本日のおすすめご飯は「栗ごはん」。
烏賊飯と、香の物も一緒に。
デザートは「和菓子」「抹茶アイス」「ゼリー寄せ」の3品。本当は栗のアイスだったはずが、なくなってしまって、抹茶になってしまいましたが、美味しかったです。
今回、娘の誕生日という事を予約時に伝えていたので、娘の分にはチョコレートにバースデーメッセージが書かれたプレートが添えられていました。
お店のお兄さんが写真まで撮影してくれて、帰るときにカードに仕上げて渡してくれました。
というわけで、我が家の半世紀に一度の豪華ディナーが無事に終了しました。
お味が美味しかったのはもちろんの事、サービスも丁寧だったし、金額なりの価値はあったかなと思います。
2019/11/25