南インドの旅①
〜なぜ、インドか…⁈〜
1月26日から友人と2人で1週間の予定で南インドの旅に行って来ました。
なんで南インド⁉︎というと、昨年10月からANAの成田チェンナイ直行便が就航開始したので、そのキャンペーン的商品として、JTBから「美しきまだ見ぬ楽園 南インド7日間」というプランが出てきたのです。
友人に言われて調べてみると、往復ANAのビジネスクラス利用なのに1週間で20万程度!しかもインド内の移動や食事も全て含んでいるんです。
私はもともと、自由度の少ないツアー旅行には興味がなく、今までも職場の旅行など以外では、いわゆるツアー旅行には参加した事がなかったのです。
ツアー旅行って、どうしても、ガイドさんが旗持って、ゾロゾロ歩くイメージ何強くて…
でも、考えてみると、インドのような、いわゆるちょっと危険な地域に行くなら、ツアーじゃないと痛い目に遭いそうな気がして…
そんなわけで、友人と共に、このツアーを即刻申し込んだのでした。
〜旅の準備〜
①ビザの申請
日本のパスポートは、世界一信用があって、これさえあれば、世界中ビザなしで旅行できると思っていたのですが…
なんと、インドはビザが必要なんです!
ツアー申し込み時に、JTBにお願いすれば、1万円くらいで手配して貰えると書いてありました。
が…
私は自力でビザを取ることにしました。
1万円が勿体無いと思ったのはモチロンですが、自力で取るのも面白いかなと思ったからです。
旅行といえばビザなしが当たり前なので、これを逃したら、もうビザを取りに走るなんて経験はできないかなと思ったのです。
早速、ネットで調べたところ、まず申請書のフォームをネット上で入力して、ダウンロードした申請書と写真とフライトのeチケットを持って、インド大使館へ行けば、2〜3日でビザが発行されるようです。
という事で、フライトのeチケットが届くとすぐに、オンラインで申請書を作るという作業に入りました。
ところが!これが、なかなか手強い物でした!
何が手強いのかというと、まず、ページはモチロン、全部英語です。
そして、とにかく記入項目が馬鹿みたいに多いのです。なんと80項目もあるんです!
学歴や仕事についてくらいまでは、まあしょうがないなあと思えるのですが、話は両親の事などにも及んでいくのです。
私は何とか無事に記入できましたが、友人は、タイムオーバーで途中でやり直しになり、ご主人にやってもらったそうです。
後日、インドに行った際に一緒のツアーになった人達も、自力でやった人達は皆、苦労したと言っていました。
予め、何て書くかを考えておかないと、途中で焦ります。
とりあえず、ビザの申請は、この書類作りが山場なので、ここさえクリアしてしまえば、あとは申請用の書類をプリントアウトして、写真の準備をすれば、もう大丈夫です。
あんなに記入した割には、プリントアウトで出てきた書類はたった2ページなんですね。
ちなみに写真は、5×5という奇妙なサイズです。普通の証明写真とは違うサイズです。
私は面倒なので、家の白い壁の前で自撮りして、アプリを使って、コンビニのコピー機で写真として印刷しちゃったので、たった200円で済みました。
いろいろアプリがあるかと思いますが、私は「ピクチャン」というアプリを使いました。
簡単でお金もかからず便利でした。
では、次はいよいよインド大使館に乗り込みます!
私は東京在住なので、申請は九段下のインド大使館になりますが、関西方面の方は、また別の場所になるようです。
申請は、平日の午前中のみという事なので、待つのも嫌なので、9時のオープン時間ちょっと前を目指して行きました。
でも、建物の入り口がわからず、うろうろしているうちに、既に私の前には6人も…私は7番目。
でも、意外と早く順番が回ってきて、書類を提出。
更にその場で写真撮影と左手4本指の指紋を採取されたのですが、私の指紋は薄いのか、なかなか指紋が取れません。
しまいには窓口の人が外に出て来て、指紋採取器を掃除したり、私の指もウエットティッシュで磨いたりなどして、20回くらい頑張った後にようやくokが出ました。
後日、元警察官の友人に聞いたところ、指紋は、手が乾燥していたり、皮膚が黒すぎるとうまく取れないそうです。
やれやれ…
そこからは、ひたすら待たされ、結局はトータルで1時間くらいかかって、ビザの引換証を手にする事ができました。
金曜日に申請して、交付は火曜日となっていました。
〜ビザ交付〜
2日後にはビザはできていたのですが、行く暇がなく、結局2週間後くらいに受領に行きました。
受領は、なんと平日の午後4時から5時と、非常に限られた時間しかオープンしていないので、ちょっと不便です。
だから、高いお金払ってでも、旅行会社にお任せにしてしまう人が多いのでしょう。
私は4時ちょっと過ぎに行ったのですが、すでに16番でした。
でも交付はあっという間で、どんどん番号が進むので、大して待つこともなく無事にビザをゲットしました。
パスポートにデカいシールがドーンと貼り付けられているのを見た時はほっとしました。
これであとは出発を待つのみとなりました。
インド旅行については、「南インドの旅②」をご覧ください!
2020/2